『きょう授業の合間に話したこと』(170309)

 物理や化学などサイエンスの世界が見つけた法則とかにわたしたちは縛られている。ともすればそれがまったく正しいと信じている。しかしそれは同時に大いなる間違いでもある。わたしたちの知っている世界はごく限られたものである。わたしはたとえ話で、黒板に氷山の絵を書いて説明した。わたしたちの知っている法則などは、海の上に現れたごく小さな部分に過ぎない。氷山の多くの部分は目に見えない海の下に隠れている。だからそれを忘れてすべて知った気になっている人間はおろかである。
 よく言うではないか、
「ひとつ新たな発見があれば、よりたくさんの分からないことが出てくる」と。

 むかしタイタニック号が氷山にぶつかって沈んだのは、油断とおごりがあったからなのだ。

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